断面図
あ、話がエグいので苦手な方は読まないでね。
指がチョット切れた程度を想定して見に行ったら、
足の第二足趾(足趾=足の指)がブランブラン、
スパーン!とブッチ切れて
肉の断面図、骨の断面図、全て丸見え…
足裏側の皮一枚で繋がってるのみ。
そして、第三足趾は半分ちぎれて無い状態。
慌てて干してあった洗濯物から、乾ききったタオルを渡し圧迫止血を促す
けど、ブランブランなのだから圧迫もクソもない。
とっても痛そうな旦那。
必死に堪えている。
とりあえず、電話!!
いつもアチコチに置いてすぐ行方不明になるスマホがすぐ見つかったことに安堵する余裕もなく、
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病院で働いてた身なので、救急車を呼ぶ必要のない人が呼んでいる例は腐るほど見ている。
命に関わることぢゃない、だけど、どこの病院に行けばいいかわからないし、とりあえずスイマセン!と思いつつ電話。
状況を伝え、自家用車でも行けますと伝えた。
すると、丁度救急車が一台帰ってきたから向かいますとのことだった。ありがたい。
そして、無くなった足趾を探して下さい、見つけたら冷やしといてとのこと。
妊婦であることも忘れ、
保険証、財布、旦那の携帯、子供たちのオムツ等を、慌てて用意し、
保冷剤を持って庭の草むらを
落ちているはずの足趾のため探し回り走る。
コードまでちぎれたグラインダーと、
スッパリ切れた血まみれのクロックス
地面に垂れた血。。
救急車到着までの時間が長く感じる。
炎天下。
日焼け止めも塗ってない。
帽子も被ってない。
ノースリーブで肩丸出し。
ノーメイク。
気にしてられない。
足趾!
足趾!
足趾!
と、必死になってたら
「かか〜何探してるの〜〜??」
と、子供たち。
「指や!父ちゃんの指探してんの!!」
と、あり得ない会話。
今思えば笑えるけど、その時は必死。
そして、一緒に指を探してくれた5歳と2歳の子供たち。
見つからなかったけど、見つかってたら見つかってたで子供らギョッとしただろうな(>_<)